働く野良母と中学受験

四谷大塚に通い2017年と2019年に中学受験を終了した娘と息子と母の記録。その後。

新6年息子始動

息子、新6年生になり、本格的に受験勉強が始まった。

「オレは受験しない」と宣言してたのに、娘の受験が終わったあと、「オレも受験する」と言いはじめた息子。
3年生から続けているミニバスの活動を抑え、5年生の夏休みが終わった後、一大決心して四谷大塚に入塾した。

しかし、最初の組み分けテストは下から数えたほうが早い順位…。
しかたないよね、塾のテスト内容は難しいよね、と励まし続けて6か月。いまだにY偏差値40台をウロウロ…(´Д⊂ヽ

息子よ、キミがいくらスタートが遅いといっても、受験にハンデはないのだ!!

息子の志望校は我が家から見えるところにある男子校のS中。
「オレS中でいいやー」なんて言ってるけど、偏差値を10以上アップしないと門前払いなんですが(´Д⊂ヽ
息子は危機感がないというか、闘争心がないというか…。
娘の受験のときに鬼軍曹としてムチ打って勉強を教えていた夫も、息子のマイペースさにはお手上げのようだ。

とりあえず次回の組み分けテストでBコース目指して頑張ります。(頑張らせます)

2月2日受験備忘録(2017年入試)

2日朝は5時半起床。家から少し離れた学校に向かうため、昨日より早く準備開始。面接はないので、娘はニットにジーンズというラフな服装。昨晩の不合格のことはさほど気にしてない様子。とりあえずよかった。

家を出る直前、娘が過去問を見たいと言い出す。
この日受ける予定のK校の過去問ではなく、T校の算数の過去問を眺め読みして、

「私、やっぱりT校受けたい」と娘。

親は動揺。塾の先生からはH校が受からなければT校はやめたほうがよいと言われている。でも、これまでにやったT校の数年分の過去問は最低合格点をクリアしている。

…じゃあ、いっちゃう?
受験は娘の努力の集大成なので、たとえ望みは薄くても娘の希望を叶えてやりたい。出来る気がする、
という娘の背中を押す。出発直前に急遽受験校を変更。

7時50分にT校到着。四谷大塚の応援の集団の中に算数の先生を発見。先生は娘の顔を見て驚いた様子。まさか娘が来るとは思っていなかったのだろう。握手して「頑張れよ」と激を入れてもらう。

校内に入り、父母ともスリッパを忘れたことに気付く(娘は上履きを常に携帯させている) 。急に予定を変更するとこういうことになるのだと反省。しかし学校側は貸出用スリッパを準備してくれていたため、ありがたく使わせていただく。

1階で娘と別れ、親は講堂に向かう。しかし講堂は満員で入れなかったため、地下の食堂に移動。保護者はみなそれぞれ本を読んだりノートパソコンで仕事をしたり。電波が弱くネットが繋がりにくかったため、私は一時上の階に移動し仕事。しばらく食堂で時間を潰したあと、J校の合格発表の掲示を見るためT校をあとにする。

J校到着。すでに結果は貼り出されている。覚悟を決めて掲示を見に行く。が、番号はなかった。テレビの取材を受けている親子を脇目に、早々に学校を出る。

夫はT校に戻り、私は銀行を探す。3日の学校の受験料振込のためだ。1週間前に急遽候補に上がった学校で、もしJ校とH校がダメだったときは出願しようと夫と話し合っていた。

受験料を振り込んだあと、娘&夫と合流。すでに結果を聞いたはずの娘は飄々としていて落ち込んだ様子はなかった。我慢してるのか、強がっていたのか。

昼飯を食べるため、定食屋に入る。娘はカツ丼とカキフライを注文し、全て平らげる。受験は相当なエネルギーを消費するのだろう。

塾に電話し不合格の報告をしたところ、担任の先生が面談してくれるというので、早速塾に向かう。先生は今朝、K校で娘のことを待っていてくれたらしく、姿を見せないので心配してくれていたようだ。すみません、と謝罪し、今後のスケジュールを相談する。3日は、午前に受験料を振り込んだ学校は受けず、当初の予定通り、娘の第3希望であるO校を受けることに決定。

そのあと慌ただしくタクシーで午後の受験校に急行。14時半にH校に到着。こちらは前日に続き二度目の受験。この日の偏差値は高めなので、受かったらラッキーだねと家族で話す。

試験中、親は長期戦を覚悟し、翌日以降のシュミレーションをする。3日は娘をO校まで連れていき、その足で1月に合格した学校の入学金を支払う。さらに4日校の出願をしに学校へ移動しなければならない。なんと目まぐるしいスケジュール。不合格でショックを受けてる暇などない。

試験が終わり、娘と合流。今回も出来はよくなかったらしい。過去問は問題なかったが、この年のH校とは相性が悪かったのか。

電車に乗り込むと、もうすでに19時過ぎ。あまりに疲れていたのでピザでも取ろうかと夕飯の算段をしていると、「今日受けたT校、もうインターネットで発表してるよね?」と娘。電車の中でこれ以上の心労を重ねたくないと思いながらも、スマホで学校にHPにアクセスする。

開いたページには受験番号が羅列。字が小さくてよく見えない。すると隣で画面を覗きこんでいた娘から「あった!!」の声。画面を拡大して娘の番号を確認。まさかの合格。

こうして娘の受験が終了。
あとで娘に聞くと、T校の試験にかなりの手応えがを感じていて、合格する自信があったらしい。以前からT校の試験問題が好きと言っていた娘。試験問題は、その学校がどういう子供を求めているかを表していると聞くが、そう考えると、T校と娘は相思相愛だったのかもしれない。

2月1日受験備忘録(2017年入試)

娘の2月受験から間もなく1年。
今年は雪の予報が出ているようだが、せめて積もらないでほしい(>_<)

さて、昨年度の備忘録です。
これから入試の方々の参考になれば…。

1日午前は母熱望のJ校受験。市ヶ谷の女子校だ。
朝6時に起床。家を7時に出発して、7時50分に学校に到着。8時15分集合だったので、我が家にしては順調だと思っていたら、塾の先生に「心配したよ~」と言われてしまった。どうも我が家は塾のクラスの中で一番最後の到着だったらしい💧

保護者は講堂に案内され、試験のスケジュールについて説明を受ける。在学生による進行。さすがJ校!と感銘を受ける。子供達の試験&面接が終わるまでは自由時間で、講堂で待つもよし、息抜きに外に出るもよし。私たち夫婦は講堂で過ごす。

娘の番号は200番台だったが、面接が複数グループ同時に行われていたのか順番が最初だったため、昼過ぎには娘と合流できた。

「何聞かれたの?」と聞いたら、なぜ私立を受験しようとしたかを聞かれたそう。娘は「自分の育った環境とは違う、幅広い出会いがあると思ったから」と回答したとのこと。なかなかやるな、娘。

ちなみに面接時の服装は、白いブラウスに黒のカーディガン、グレーのチェックのスカート、黒のスパッツ、黒の靴下、黒の紐靴。トレーナーとジーンズという強者もいたらしいが、恐らく極めて少数だとは思う。

この日はダブルヘッダーで午後受験があったため、移動途中にファミレスに入る。早速自己採点を始める娘。7割は出来た♪と少し安堵した様子。パフェを食べてリラックス。

午後受験のH校に到着。ここでも四谷大塚の先生たちから握手とたくさんの励ましを受ける。不安でいっぱいの親子にとって知ってる顔に会えるのは心強いし本当にありがたい。その後は娘と分かれ、食堂で試験の終了を待つ。

試験が終了し、子供たちとの合流は体育館。試験番号順に入場してくるのだが、娘の番号は番号は後ろの方なので、30分ほど待たされる。(でも屋内なので全然マシ)

娘と合流し、試験の感触を聞く。「全然出来なかった~~💦」と娘、半泣き。娘を慰めつつ、このH校が合格しないと2日校はチャレンジできないので、なんとか合格して~と心の底で祈る。

その夜、ウェブでのH校合格発表。
予想外の不合格⤵偏差値はあてにならないと実感した瞬間。これで翌日からのスケジュールがガラっと変わることになる。翌日の娘熱望のT校受験は諦めよう、と家族内で合意。(少なくとも翌朝まではそのつもりだった。)

この日は落ち込んでいる余裕などなく、翌日に備えて無理矢理就寝。やはりダブルヘッダーは疲れるのか、娘もあっという間に眠りにつく。

親子ともども疲労困憊の一日。

そして2日に続く…。

1月校入試での失敗①(2017年入試)

1月10日は栄東中学の入試日。昨年、娘の受験はここからスタートした。

受験生のママ友などいなかったので、情報不足のまま出願し試験に突入したわけだが、この情報収集不足が我が家の失敗だった。

試験当日、我が家は東京駅からJR宇都宮線に乗ったが、通勤時間帯でしかも始発ではないので、乗り込んだ車両は非常に混雑していた。もちろん空席はない。

あれ?私達、もしや東大宮まで立っていくの??

隣のグリーン車に颯爽と乗り込んでいく受験生親子を横目に、自分の犯したミスに初めて気付く。そう、確実に座っていくためにはグリーン車を予約しておくべきだったのだ。

我々親子は幸運にも上野から座ることが出来たのだが、この時間帯の宇都宮線は受験生(恐らくみんな栄東受験)で溢れていたので、下りにも関わらず激混みであった。立っていた受験生はさぞや疲労困憊であったろう。

ちなみに東大宮駅は大挙する受験生を迎え入れるキャパがないため、ホームは大混雑。改札を出るまでに10分くらいかかった。ギリギリの時間に到着を考えていると遅刻する可能性もあるので、受験生は要注意だ。

学校に到着して間もなく娘と別れ、私は待合所である体育館に向かった。ここで2つ目の失敗に気付く。

体育館、30分前に着いても座る席はない。

3000人が一気に受験しに来るわけだから、体育館に保護者全員を許容出来るわけがない。外に出て店を探す?ラーメン屋はあったけど、時間潰せないよね。。。

仕方ないので外と体育館を行ったり来たりしながら一人時間を潰す。(体育館、ストーブあるけど寒いです)

試験が終わり、子供たちとの引き合わせが行われるのだが、これは受験番号順なので、子供の番号が呼ばれるまで親は体育館で待機しなければならない。

うちは出願が遅かったため受験番号は後ろのほう。従って呼ばれるのも最後のほう。結局娘に会えるまで1時間ほど待つ羽目になった。(これ3つ目の失敗)

もし栄東を受験する予定の人がいたら、うちのような失敗をしないよう、参考にしてもらえれば幸いです。

中間テストで現実を見る

中間テストを終えた直後から「期末で頑張るから!!」と勉強アピールをしていた娘。

何となく予想はしていたけど、今日の二者面談で試験結果が返されて納得。平均くらい取れてれば良いなあ、と気楽に構えてたが、この学校で平均を獲得するのがどんなに難しいことか…。

学年の順位は明示されなかったが、教科ごとの偏差値と分布図を渡され、娘の立ち位置を確認。塾で学習している数学と英語は辛うじて平均を超えたが、理科と国語が目も当てられず⤵ 四谷大塚の週テストで何度か取ってきた驚愕の偏差値を久しぶりに見た感じ。

あの頃の苦い思い出が走馬灯のように駆け巡る…。

理科は昔から不得意科目だったが、中学でもまだ壁を乗り越えられないようだ。

本人も勉強不足は自覚しているので、期末に挽回してもらうしかない。けど、部活と塾でフル回転してるのに、その勉強時間をどうやって捻出すればよいのやら。塾をやめるか、それとも部活動を制限するか…。

しかし、重苦しい面談のあと、素敵な出来事が✨

校門の前で突然「ぽんこちゃん(娘)のお母さんですか?」と声をかけられた。ふと振り返ると色白の綺麗な顔立ちの女子生徒が。

「私、ぽんこちゃんと同じ部活の◯◯と言います。よろしくお願いします。」と丁寧に挨拶してくれた。娘はすでに帰宅し親一人で居たので、なぜ私を知ってるのかと驚いたが、首から保護者札をかけていたので、それを見て声をかけてくれたようだ。

なんて礼儀正しいお友達なの✨✨
娘の学業の現実を知って精神的に打ちのめされたが、こんな素敵なお友達がいることが分かって、心のダメージはかなり回復⤴⤴

部活をフルでやりたいと無茶を言ってる娘だが、この一件があって、部活のことを検討してあげてもよいかな~と思い始めた単純な親なのであった。

中学校生活はじまる

入学して早1ヵ月。

最初の小テストで赤点を取って追試、という洗礼を受けた娘だが、それ以降は本人も焦りを感じ、しっかり予習復習をやっているようだ。

受験が終わってもまたテスト勉強に追われる日々。さらに宿題がたんまり出て、塾の宿題も加わって、帰宅後も机に向かわざるを得ない状況になった。

幸い勉強にはついていけてるようで、塾のアンケートに「数学は今のところ簡単だけど、これから難しくなると思うので、気を引き締めてガンバります♪」などと余裕のコメントをしていた。先生からも娘宛にメッセージを書き込んでくれており、意外に一人一人をきちんと見てくれているなあというのがスタートして1ヶ月の鉄緑会の印象である。

そんな感じで塾も習い事もこなし、ハードな生活を送っている娘だが、さらに部活に入部したとの報告が。週3回の活動にフルで参加したいので、塾の曜日を変えてほしいと言い出す始末。曜日変更は問題ないが、部活に入ることにより月~金まで放課後は全て埋まってしまうことに。これ、受験生活よりよっぽどハードじゃないですか?

親は心配しているものの、疲れた様子は微塵も感じさせず、クラスメイトや部活仲間の話を毎日楽しそうにしてくれている。聞くと、クラスメイトは多芸多才な子が多いようで、「◯◯さんはかけっこも早いけど、ドッチボールでも大活躍したんだよ~」とか「□□さんは空手と将棋と百人一首をやってるんだよ~」などと目をキラキラさせて報告してくる。本人的には楽しさのほうが勝って自分の置かれている環境がツライという感覚はないのかも。

今後の中高生活で、多様な友達に影響を受けた娘がどんなふうに成長するのかが楽しみだ。

春期講習に行ってきました

計5日間の講習。あれ?意外と短い??と思ったけど、中身は相当濃かった。

数学のテキストをペラペラっと覗いてみたが、5日目には証明問題をやっていた。証明問題って中2くらいでやったような?中学の勉強の軽く準備をしときたい、なんてノリで受講した人は途中で脱落してしまいそう。

中1で中学校3年間の勉強を終わらせてしまうという鉄緑会。春期講習の内容を見ただけでそのスピードに納得…(;゜∀゜)

「みんな、先生に指されてもすぐに答えられるの(@_@) あとノートをとるのがメチャ早い!!」と、娘も周囲のレベルの高さに驚いているようだ。

そんな今回の春期講習で1つ成果があった。英語嫌いの娘が英語に興味をもってくれたのだ。「英語の授業がすごく面白かったー」と言わしめた先生、さすがです✨✨ 一体どんなまほうを使ったんですか!?

春期講習は男の子の方が多いかなと思ったけど、娘いわく「女の子もいるよー、3~5割くらい」だそう。3割と5割ではだいぶ印象が違う気がするけど、まあ、それなりに女の子もいるということらしい。

中学の入学式前に塾の授業が始まってしまうが、ここで慣らしておけば、中学の授業も暫くは困らないだろう。

それより一番の課題は、学校と塾の両立が出来るか、かな。